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おもしろきことなき世をおもしろく
by arauma-tyo
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祭りじゃ

いや~ すっかり秋通り越してですね、山の上は。

ブログのスキン変更してみました。

こんにちは、まやまっくすです。                           馬のほうです。

去る事ながら、先週末はBKCの学園祭に参加しました!

荒馬緒にも和太鼓ドンからお声が掛かり、行ってきました9人*ほど。

大川平練り歩きしました♪ イェーイ。

BKC組お疲れ様ー!&ただいま別府!!

今回も、荒馬を通してステキな思い出できました。

いろいろ学んできました(多分)。

てなわけで、報告です。暇やったら読んでください。


*9人…

先発組:アルム、ティアラ、麻弥、まやまっくす、
     
後発組:しまずぇぃ彩、あゆう、絵里子はん、ジェシー、元祖ドスコイ志帆


祭りじゃ_e0009089_1337591.jpg



11月10日(金)

ついに待ちに待った金曜日。出発の日だ。

授業が終了次第、すぐ行けるように恥も捨てて、私は馬を担いだまま5限の教室へ向かった。

・・・でもやっぱり恥ずかしかった。舞台や練り歩きで馬を見られるのはなんら問題ないのだが、

「なんで馬?」という視線とその場の雰囲気がとても耐えがたかった。

先生も「コレ君の?」って聞いてきた。先生には困った時だけ来て欲しいものだ。

梱包は大事だということに改めて気付いた。

19:00

先発組みを乗せて、さんふらわぁあいぼり~が別府港を出港!いぇぃぇぃ

荷物をおろして一息つこうと振り向いたとき、隣にそのさんがいた。

幻覚ではない。

なんとまぁ偶然にも松原空野子さんと同じ船、しかも隣。。。

相変わらずおっとりした雰囲気をかもし出していて、すっかり癒されてしまった。

そのさん第2Qには帰ってくるらしい♪

晩御飯を済ませると、中間間近のお勉強のお時間になった。

麻弥は持参したPCでレポートを書き始め、

アルムとティアラは、向かい側の酔っ払いにからまれながらも日本語のレポート作成に奮闘してた。(ともさんじゃないよ)

窓の外は深夜までずっと雷雨で大荒れ。

翌日明朝は五時前、京都観光のツアー客の巣窟で寝床を一緒にした私達は、

彼らの起床時の雑音…というか騒音で目が覚めた。

フェリー(二等)に乗る時はこれに注意すべきだ。睡眠時間を長く取りたいなら、早めに寝ること。

降船してまもなく、急に馬の接続部分が取れた。

大川平の往復路で馬達に絶え間なく出た症状だ。

またやってしまった。

それはちょうどアルムが持ったときで、彼女は非常に驚いて今にも泣きそうな顔になった。

アルムはこの現象をまだ知らなかった。

「大丈夫大丈夫~」

といっても、まだマユゲを八の字にしているので

「よくあるから大丈夫!」と言った。

よくあっちゃ困るけど。。

それから大阪南港から、南草津までとくに乗り間違えることも無く行くことができた。

途中、京都駅でみんなでわたるさんに会った場所を通り過ぎた。

夏の大川平行きを思い出した。

あのときも、早朝にこうして売店の前で馬をかついで・・・・・

人ごみを掻き分けてみんなでぞろぞろ歩いていたなぁ。。。と。

今回はそれに比べるとずいぶん小ぢんまりしていた。

地理感覚があまりなかったのだが、やはり大阪から滋賀は遠いらしい。

どエラい時間がかかって、到着予定時刻が大幅に遅れた。

新大阪あたりで麻弥がメールのやりとりをしているなかちゃんから

 「待ってます」 と暖かいメッセージが届いた。

かたや私の携帯には 「てめぇしばくぞ」 というかばおの声が届いた。

なんなんだこの差は。おいかばお。

南草津に着くと、改札の向こう側に・・・

「あ、なかちゃ・・・」

ん?

なかちゃん??

手綱取り・・・?

・・・跳ねてる・・・?

冷えた空気の中、人混みの向こう側にひとり手綱取りの衣装をまとったなかちゃんが

「こっちこっち」と迎えてくれた。

しかし振り向くと麻弥とアルムがトイレへ駆け込み、ティアラは切符の精算に苦戦していた。

待たせてなお玉突き挨拶になってしまった。

けれども、なかちゃんと一緒にいるはずのなっちゃんの姿が見当たらない。

来れなくなったのかな・・・?

それとはよそに南草津駅に設置された液晶では、BKCの学祭の広報がしきりに流されていた。

APUと比べて、やはり設立してからの年数が違う分、地域にもより馴染んでいるような気がした。

気のせいかな?

と考えつつも、なかちゃんに案内されるがまま進んでいくと・・・


構内の外には

ちょっとひかえめな、もんた、Aすけの笛の音と、んがちゃんのバチの音。

手綱を取るなかちゃん、馬をつけて登場したまつがみ。

そして隣にはなっちゃんに引きつられた玉ちゃんのペア。

そしてすいません、名前がわからないけど天空祭で幟持ってくれた人。



なんとまぁ私達を“大川平”で迎えてくれた。涙

この映像見たい人、まやまっくすまで。



どうりで、なっちゃんがいなかったワケだ。

うれしいやら、びっくりしたやらで笑いが止まらなかった。

イカス。






そして駅を後にして、みんなでBKC行きのバスに乗り込んだ。









直行バスの中は満員だった。

「みんな立命の学生かぁ~…」

そう思うと途端にawayな感じがしてきた。

そわそわきょろきょろきょろ。

気がつくともう終点だった。

門をくぐり抜けるともうそこはBKC。

目の前に広がるだだっ広い 壮大なキャンパス・・・・!!




「広っ! デカっ!」

「っうゎ 広っ!」

「なんじゃこりゃ!」

「すげぇ!」




私は初めてAPUに来た時、大概立地条件に驚いたが

BKCも同じものを感じさせるところがあった。

広いグランドにはやはり木で模られた「Rits」のマーク。

こっちのグランドにも「APU」のマークがあるのを思い出した。

これら校舎たちの設計者の顔がみたくなってきた。

初めて踏み入れる土地に好奇心を抱えつつも、みんなについて進んで行くと

そこには本格的な舞台装置が施されたメインステージと

敷地内を埋め尽くすほど立ち並んだ、数え切れないくらいの模擬店たち。

まだ開催されない祭りの準備に追われてみんな忙しそう。

「ここらへんを練り歩くんだよー」

と誰かが言ったのが聴こえて、ますますワクワクしてきた。



控え室になっている教室へ入ろうとしたとき、

横から何か光るものが目の前に現れた。

あ、間違えた、かばおのデコだった。



教室内にはドンのメンバーが作業をもくもくとこなしていた。

ウワサのねぶた作りの真っ最中だ。

                   (↓完成したやつ↓)

祭りじゃ_e0009089_1448113.jpg



今回のBKC担当のはまちんが集合をかけ、みんなへの挨拶をし簡単に日程の確認をした。

すると、作業は人手がすでに十分に足りているらしく

何人かはこの日一日がかなり暇になるということが判明。

・・・とりあえずはまちんについていって 翌日のコースと、各地点での隊形の確認をした。

そのコースといったら長い長い。

天空祭で練り歩いた時は、その距離が短いなァと思ってたけど

今度はそうもいきそうになかった。

その道のりの途中、ティンが一緒に引率していたので挨拶がてら声をかけてみた。

彼は大川平でも天空祭でも見かけたが、あんまり話さなかったので未知の生命体だ。

かるく「こんちわー」と言いつつ、自己紹介を交わした。

最近の共通のネタで、天空祭が話題になった。

「ペアは誰とやった?」

「あー、あの人ですよーあのー・・・」

・・・おや・・・?

「あのー・・・あ、あ、あ、あ・・・」

「あやさん?」

「いやっ、あのー・・あ、あ~・・・」

・・・・(‐_‐)キラーン

「わ・す・れ・た?」

「いえっそんなことないですよ!!! あの人です!! あり・・・あ・・・」

「・・・いやぁ~ペアの名前忘れるなんて、ティン、ないわぁ~」

「えーちょっとまって、あ、そうそうそう! ありさ!!



ドッカーーーン 




ありささささん・・・ orz



「これ、秘密ですよ!秘密!!」



と彼は言ったけど、

私は惜しくもいけなかったメンバーの為にも事細かに報告をするという義務があるのだよ・・・

すまねぇ、ティン。

その後BKCコープへ初上陸し、馬の補強のためにガムテープを購入した。

そこでBKCグッズを発見したが、何も買わなかった。

緒へのおみやげが帰りの船で買ったさんふらわぁのクッキーになったのは

これが原因かもしれない。

すまねぇ、みんな。気が利かなくて。。




教室へ戻ると、相変わらずねぶた作成が進められていた。

その周りをうろちょろしながら何も手伝えずに眺めてた。

一からの手作り・・・Byドン

ともえさんに尋ねてみた。

「あーこれはね、水曜日くらいから取り掛かったんだよー」

「原稿をコレ見て書いて、この紙を貼りつけて、拡大映写して、なぞって・・・」

「この組み立ては・・・うーん、なんか適当に。(^^」



ゆ、ユルい・・・!

がしかし、すごい・・・

さらさら~とやってみせてしまうこの人たちすごいと思った。

「成せば成る」

そんな言葉が浮かんできた。





それからふらふらしつつも暇を持て余していた。

ふとあたりを見回すと、んがちゃんが暇そうにしているのを発見。


「しめた」





今回の旅で私は2つほど、個人的な目的みたいなのをもっていた。

そのひとつとして、太鼓をちょいと教えてもらうこと。

緒には大川平の太鼓をよく知る人が今いないので、この機を逃すまいとした。

いそいそと頼んでみると、快く?教えることをOKしてくれた。

やさしいですねー。。。後で絵里子さんにこの話をしたところ、

「んがは本当に面倒見がいい!あたしもこの前京都行った時に連絡したら、授業の合間に京都案内してくれたよ」

とのこと。みなさん、要チェックやで。

さてさて教室の隅で始まったプチ太鼓講習会。

ひざを敲いてリズムとり。

んがちゃん曰く、「打つ手がどっちか、どこが左でどこが右なのかを意識するよりも、アクセントをいかに大事にするか」がポイントのうちのひとつだそうで。

「あとノリ」

リズムに体をのせて敲くらしい。

最初は手でたたくのに精一杯だったけど、だんだんその「ノリ」が見えてきた気がした。

細かいところ説明は、専門的かつ超マニアックな域なように感じた。

まだ私の力量では違いを判断しきれないし表現もできないだろうと思うほどだった。

人によって敲き方に違いがある。

今別の太鼓ともちょっと違いがあるけど今別よりなのを敲くひともいたり

大川平では最近ちょっと敲き方に変化の傾向がみられて・・・

「少しずつだけれども、やっぱり太鼓も変わっていくんだろうね」と彼は言った。

微妙な変化と影響し合うことの連鎖。

受け継がれる世代と共に、お囃子もまたその表情を少し変えていく。

生きているのは、人間だけじゃないんだなー・・・

って改めて思った。

でも、ド素人の私にとっちゃまだ「違い」を語るにまで至らない。

とりあえず先に感覚だけでも覚えてしまおうと思って、んがちゃんの口お囃子(笛)に合わせて

また膝をひたすらパカパカパカパカ・・・・・・

「歩み」と「踊り」の部分を交互に延々続けていた、そんなときだった。





「おーい、太鼓ちょっと運んで~」

との声。



プチ講習会を終わらせて

ブルーシートにすっぽり包まれた太鼓を出しにいった。

廊下では太鼓を乗せられるように、リアカーがその形を少し変えてバージョンアップされていた。

まるで大川平の、あの太鼓を乗せていたリアカーのようだった。

心太やはまちんの何人かが、太鼓を乗せたりリアカー持ってみたりと試行錯誤しながらも乗せ具合を調節している。

その横でんがちゃんは太鼓に惚れ惚れしていた。

「これね~張り替えたんだよ~。

もぅ、音が全然違うんだよねぇ・・・(*´∀`*) 」





愛だろ、愛。




っていうテロップがまわりに浮かんでいた。

しばらくしてリアカー改修はまた微調整に入り、私はまたそれを傍観していた。

なんだかんだいってもう昼過ぎ。

ティアラや麻弥、アルムたちはなかちゃんやかなへいたちと一緒に学祭をまわってきたらしく

教室内でできたてのオムやきそばをほおばっていた。





で、出遅れた・・・

そう思ったのは束の間、ティンとんがちゃんが回りに行くらしいので付いて行った。

広いのに人が多い。店も多い。山育ちは人の波を縫うのに精一杯になった。

2人ともさっそく屋台の定番やきそばを買っていたが、決めきらずにいる私を見て学食へ連れて行ってくれた。

初・BKC食堂。

メニューも若干違うが、カラアゲや魚のフライはやはり定番らしい。

にしてもAPUよりもほんの少し値が上がる。

あんまり覚えていないけど、小鉢がAPU一律60円なのに対して

そこでは84円から、100円だったり様々だった。

びみょ~な違い。

ご飯を食べながら、ステージ荒馬についてちょっと聞いてみた。

「ネタ? 

あー・・・ネタは、そのペア同士で考えて、練習して、

でみんなの前でやってみせて、

改善するとこがあったら指摘しあったり・・・かなー。」



緒の場合は、舞台ごとに構成班募って、その案に沿ってネタして・・・・

ちょっと悪く言えば他人任せな面もあるし、また個人の自由の範囲が狭められている気がする。

それを比較したとき、

やっぱりペア同士で練って練って考える時間も大切なんじゃないかな・・・(ネタ部分)

と、そう思った。

先にも述べたように、私には個人的な目的が二つあって、そのうちの一つが舞台研究だった。




秋セメスターが始まってから、舞台が間に合わせで作っているようなかんじだった。

のぶちゃんもそれを懸念していたし、それと同じ思いだった人は少なくなかったはず。

天空祭の舞台で、お客さんの反応が全然返ってこなかったことがとても悔しかった。

入学式では、パフォーマーが少ないにも関わらず、観客の反応は返ってきてたし、やっててとても楽しかった。

夏休み前の新進公演でも、あれだけ多くの人に印象を与えて、

いくつもの演目がある中でアンケート調査では荒馬が一番だった。

それなのに、病院祭でも、天空祭でも、観客を舞台に引き込んでいなかったように思う。

舞台で得たものが次に活かされていない。

何が違うんだろう。

やけに不安が、ずっとつきまとっていた。

同じ演目を行っている人たちの方法を聞いたら、何か手がかりになるかもしれない。という魂胆だった。




もちろんネタに限ることではない、構成の部分についてもいくつか聞いた。

「ネタの後に大川平・・・?それはしないね~、なぜかっていうと、練り歩きをしてこそ大川平の魅力がそこにはあると思うし、舞台映えはあまりしないだろうし、、ステージ荒馬とはしっかり切り離しているよ」

という方針らしい。

さて、これらを聞いて荒馬緒はどう動くか・・・。。。

検討することはまだまだ山盛り・・・?






食事も済ませ、そしてまた教室へと戻っていった。










                                    つづく :->
by arauma-tyo | 2006-11-20 01:24
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